50歳手前にしてチャレンジしました!
宅建試験の挑戦した理由
2024年10月20日(日)、宅建試験を受験しました。
2023年8月末に日商簿記2級に合格し、2023年10月から社労士の試験にチャレンジすることを志しましたが、2024年1月から仕事の繁忙期となり、モチベーションが続かず断念しました。今の部署は360時間を超える職場ですが、特に1月から7月くらいまで凄まじく繁忙となるため、社労士の試験は今の職場を異動してから考え直しました。
そんな中、2024年6月中旬に繁忙期が終わりを迎えるにあたり、ここから目指せる資格として宅建試験があることを知り、独学で勉強することにしました。
宅建試験に必要な勉強時間は約300時間程度のことであり、土日と平日の通勤時間を活用すれば行けると思い、目指すことにしました。
勉強のペース
宅建試験は、①「宅建業法」20問、②「法令上の制限」8問、③「税その他」8問、④「民法」14問の合計50問となります。
宅建試験をリサーチすると、民法以外の科目を限りなく満点を目指すことが合格の鍵とのことであるため、6月は「宅建業法」、7月は「法令上の制限」、8月は「税・その他」、9月は「民法」にインプットするという学習スケジュールを立てました。前半に合否の鍵となる「宅建業法」「法令上の制限」「税その他」を学習すると忘れてしまうため、9月から問題集を中心としたアウトプットを並行して行いました。
平日は繁忙期ではないものの、残業があったりなかったりするなこともあり、平日にガッツリ勉強することができません。そのため、土日の午前中に最寄りのファミレスでガッツリ勉強して、平日に復習するスタイルとしました。
利用した参考書・アプリ・動画
私の学習スタイルは、参考書籍でインプットを行い、アプリや問題集でアウトプットを行う手法です。短期で試験に臨むには、問題集を用いたアウトプットから知識を集積して行くほうが効率的であることを承知していますが、私の場合、インプットから理解しないと理解が深まらないタイプなので、時間かけてでもインプットの教科書を精読し、理解する手法をとりました。
参考書
インプットとアウトプットで活用した参考書は「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」です。FPと日商簿記で「みんなが欲しかった」シリーズを使用していたのでこの参考書に決めました。
私の場合、平日に時間を割くことができないため、7月から9月の土日を活用して「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」でインプットしました。
また、9月からインプットを終えた「宅建業法」、「法令上の制限」、「税・その他」、「民法」の順で「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度」を回し始めました。問題集については、最終的に2周しました。
アプリ
スマホアプリは通勤時のアウトプットに使用しました。
「宅建 過去問 2024 一問一答と過去問演習アプリ」は、知識を定着させるために主に通勤時間や平日の帰宅後に活用しました。このアプリの「一問一答」をメインに活用し、土日のインプット後の平日通勤時間を使って、地道に回していました。試験1週間前は、以下のペースでは3日で一周させました。
- 1日目に宅建業法(979問)
- 2日目に法令上の制限(395問)と税・その他(336問)
- 3日目に権利関係(811問)
また、「自分で作る単語帳 WordHolic!」は、①宅建 過去問 2024 一問一答と過去問演習アプリ」でつまづいたところ、②どうしても覚えられない事項、③語呂合わせで覚える事項、について、自作の単語帳を作成し、通勤時間で反復しました。
動画
インプットで参考書を読む前に宅建吉野塾、あこ課長の宅建講座で基本事項を学習しました。
媒介契約、重要事項説明など暗記で乗り越えられる事項は「マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】が役立ちました。
また、インプットを一通り終えた後の知識の総確認として、ずんだもん先輩の資格独学応援チャンネル【宅建・簿記・FP】を活用しました。要点を非常に端的にまとめているので、強くお勧めします。
当日の試験
正直、勉強量が足りていないと実感していたため、9月と10月の3連休にガッツリ勉強して乗り越えられたという印象です。職場の理解もあり、試験の直前の10月17日(木)、10月18日(金)は、有給休暇を活用して最後の追い込みをかけました。
日商簿記2級の受験の際に実感したことですが、時間切れで問題文を読むことなく終えることがないよう、以下の順番と時間配分で本番に臨みました。
特に宅建試験は民法は出題範囲が広く難しいため、「民法」の中でも暗記要素の強い区分所有法や不動産登記法から「法令上の制限」、「税・その他」、「宅建業法」という順番で解き始め、民法を後回しにする戦略を立てました。
時間 | 問題 | 内容 |
13:00〜13:05 | 46問〜50問 | 5問免除 |
13:06〜14:05 | 13問〜45問 | 区分所有法、不動産登記法、法令上の制限税・その他、宅建業法 |
14:06〜14:45 | 1問〜12問 | 民法、賃貸借、借地借家法 |
14:46〜15:00 | 見直し | 13問から50問、1問から12問 |
わからない問題や2択で迷う問題もありましたが、上記の時間配分でひと通り問題を解くことに注力したことにより、ほぼ上記の時間配分で問題を解くことができました。13問から50問は見直しすることができましたが、1問から12問は時間が足りず、しっかり見直しすることができませんでした。
自己採点結果
資格試験予備校の解答動画で自己採点をした結果、39点でした。
合格基準点の予想は36点±1点という結果が多かったので、マークシートの記載ミスがなければ、合格ラインにいるのではないかと思います。
自己採点結果は以下のとおりです。
宅建業法 | 法令上の制限 | 税・その他 | 民法 | 合計 |
18/20 | 5/8 | 7/8 | 9/14 | 39/50 |
5問免除は満点でしたが、法令上の制限が思いのほか点を取りことができませんでした。民法はほぼ消去法で望みましたが、意外に点を取ることができました。
合格できるか不安な日々が1ヶ月続きます。合格発表は11月26日までドキドキです。
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