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アラフィフサラリーマンが時代を生き抜くために・・・

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今の時代に求められること

私が就職した2000年はいわゆる「就職氷河期」世代で、正社員として就職するのためにかなり苦労した記憶があります。

就職から20年の時を経て、当時と比べると労働で求められることが劇的に変わりました。

当時から仕事ができる人とできない人はいましたが、ギスギスするような雰囲気ではなく和やかな空気感が流れていました。

しかし、2015年あたりから、「働き方改革」「同一労働同一賃金」といった時代の流れにより、正社員に求められる「業務の質」は大幅に変化していると感じます。

それまでは定型簡易業務も含めて正社員が行なっていましたが、定型簡易業務は委託するか非正規雇用の社員に任せて、正社員は判断業務を行うといったような業務の切り分けが行われるようになったと感じています。

今まで定型簡易業務のみを行なってきた正社員がいきなり判断業務を求められても当然ながら業務を行うことができません。そうした正社員は「仕事ができない」「役職に応じた給与をもらっていない」など職場で非難の対象となり、左遷人事とも取れるような待遇を目の当たりにします。

私がマイクロマネジメント上司で感じたこと

私は2018年にある部門に異動し、マイクロマネジメント上司により適応障害となりました。その部門は1年で異動することができたため、現在は休職や服薬することもなく業務を続けています。(マイクロマネジメントの記事はこちらを参照ください。)

2018年までは特に職場で壁にぶち当たったこともなく、順調に業務をこなすことができたのですが、2018年に異動した部署の上司は、非常に業務を細かく管理し報告を求めてくるタイプで、このようなタイプの上司に初めて出会いました。

ちなみに、その上司は今では組織でトップ4に入るほどの人物になっています。

ここで何を言いたいかというと、私が所属している組織は部下のことを思いやる上司が評価されるのではなく、業務上の結果を出した上司が評価されるということです。

確かに結果が全てといえばそれまでかもしれませんが、思いやりもなく、部下を信用していな上司のもとで仕事をする部下はたまったものではありません。

部下を信用しない上司は、自身の成功体験のみが拠り所となるため、自身の成功体験に基づいた手法を部下に求めてきます。部下から提案を求めているのではなく、上司の成功体験に基づく結果を求めてくるため、部下として全くモチベーションを保つことができませんでした。

サラリーマンの世界の上司は「職場ガチャ」なので「人間的に付き合えない」と思う上司と出会うことがあります。

私が遭遇したような上司に出会うことなくサラリーマン人生を終える方もいると思いますが、今の時代が求める労働環境を考えると、こうした上司に出会う可能性が高まっています。

私は上司から1年で解放されたため、現在は普通に仕事をしていますが、このような上司との出会いは「会社に依存してはいけない」と考えるきっかけを作ってくれた考えるようにしています。

サラリーマンが今やれることに気づくこと

人口減少により今後、労働人口が減る中で同様もしくは今まで以上の業務の質を担保するには、「限られた正社員」と「AIやロボティクス」の組み合わせにより乗り切るしかないと思います。

定型簡易業務について「AIやロボティクス」を活用し始めていますが、未だ労働者派遣や業務委託など人的資本に頼っている段階です。

しかし、「人口減少による人件費高騰」や「テクノロジーの進展」により、そう遠くない未来に「限られた正職員」と「AIとロボティクス」の組み合わせになると思います。

これからのサラリーマンに求められるスキルは、想像以上に厳しいのではないのでしょうか。

サラリーマンとして生きていくということは、こうしたことを意識しなければいずれ淘汰される身であることをしっかり認識する必要があると考えます。

サラリーマン生活一本で老後の生活を賄うというのは、健康上のリスク(身体・精神)の点では非常に危険であることを認識し、副業など一つの会社に依存しないで生活費を稼得する方法や新NISAや不動産投資などの資産形成について考える必要があります。

今は特に問題ないと思わず、自己防衛のためにも「会社に依存しない生活」を意識した行動が必要ということを意識していただければ幸いです。

この記事を書いた人
楽吉

アラフィフの事務系サラリーマン。
2021年にFP3級、FP2級を取得。2022年に簿記3級、2023年に簿記2級を取得。
新型コロナウィルス感染症の拡大を機に会社に依存しない生活を目指す。
考えるより行動すべしをモットーに早期に会社に依存しない生活に移行できるようアラフィフサラーマンが模索しながら資格取得や投資信託、不動産投資にチャレンジしている。

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