父親から受け継いだ時計はアンティーク時計?
父親から受け継いだ腕時計
同居している父親は現在86歳でコロナ感染による入院をきっかけに、2023年3月から特別養護老人ホームに入所しています。
特別養護老人ホームに入所する前の約12年間、同居している時に父親が大切にしている腕時計を受け継ぎました。
父親は当時、1964年に開催された「東京オリンピック」の組織委員会に出向しており、さまざまな競技場の設営に携わったとのことでした。オリンピック組織委員会解散の際に、記念品としてスタッフにセイコーの腕時計が贈呈されたそうです。
1964年の東京オリンピック時のオフィシャル・タイムキーパーはセイコーでした。
父親から受け継いだ腕時計は、1964年頃に発売された「セイコーマチック ウィークデータ 26石」で裏蓋には「財団法人 オリンピック東京大会 組織委員会」の文字が刻印されています。
2020東京オリンピックをきっかけに
2020東京オリンピックが開催されることが決定し、父親と自宅で東京オリンピックを見れることの喜びを実感していました。
父親から受け継いだ腕時計はオーバーホールして身につけていましたが、2020東京オリンピックを開催を機に、色々調べるとセイコーが「オリンピックモデル」の腕時計を製造していたことネットで知りました。
1964年の東京オリンピックモデルを記念して発売された「セイコー ワールドタイム ファーストモデル」は、国内で初めてGMT針を搭載し、裏蓋に聖火マークが刻印されている希少なビンテージモデルです。
このモデルに一目惚れして、東京オリンピック開催時に「セイコーマチック ウィークデータ 26石」と「セイコー ワールドタイム ファーストモデル」を身につけて父親とテレビ観戦したいと言った感情が芽生え、約10万円弱で購入しました。
2021年に開催された東京オリンピックでは、親子で腕時計を身につけてスポーツ観戦することができました。
まとめ
皆さんも親御さんから受け継いだ時計をきっかけに、私のように親子の絆が深まることがあるかもしれません。
父親から受け継いだ「セイコーマチック ウィークデータ 26石」と「セイコー ワールドタイム ファーストモデル」は普段は身につけず、コレクションとして保管しており、たまに会社に着用しています。
見る人が見たらわかるアンティーク時計を着用していると、たまに声をかけられることがあり、その時にはこの話をします。
父親から始まった腕時計をこれからも宝物として大切にしていきたいです。
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